就活戦線異常あり!【最新版!一流ホワイト企業TOP100ランキング】なぜ、子どもをホワイト企業に内定させなければならないのか
◼︎金融関連のホワイト企業
37位:トヨタファイナンシャルサービス(クレジット・信販) 38位:ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(資産運用) 50位:東京海上日動火災保険(損害保険) 51位:プルデンシャル生命保険(生命保険) 83位:宮崎銀行(地方銀行)
金融においてはニューフェイスが多い。昨年のランキング100社に入っていたのは東京海上日動火災保険でこちらは33位順位を上げた。また、プルデンシャル生命保険は41位も順位を上げた。東京海上は就活生の人気ランキングで毎年上位に来る常連。金融業界は高収入のため選考倍率が高く、高難易度。加えて昨今はメガバンクを中心に業務の自動化を行なったため、採用数が激減し、倍率は50倍程度となっている。金融業界内定には業界理解が必要不可欠である(竹内氏)。
◼︎食品業界のホワイト企業
10位:サントリーホールディングス(飲料・酒類) 13位:味の素(アミノ酸) 48位:日本たばこ産業(JT) 68位:アサヒビール(酒類) 96位:キリンホールディングス(飲料・酒類)
食品は寡占が進んでいる業界であるためビジネス環境が安定しており、コロナの影響を受けづらいビジネスのため、今回も100社内にいくつかの食品メーカーがランクイン。食品系は全般的に高給で離職率が低いのが特徴だが、CMをバンバン打っており知名度が高いため倍率が高いので注意が必要だ。今回のランキングで100位に入らなかった雪印メグミルクでさえ倍率748倍もある(竹内氏)。
◼︎ホワイトな官公庁・社団など
9位:特許庁 60位:JICAボランティア(青年海外協力隊) 82位:電力中央研究所(電気事業の研究所) 92位:裁判所
今年のランキングも、特許庁が9位に入った。優秀な人達と働きたい人にとって、楽しく仕事ができる環境が整っていることが高い順位の理由であると推察する。加えて、今年は60位にJICAボランティア、82位に電力中央研究所、そして92位に裁判所もランクイン。裁判所は公務員で安定していることに加え、残業時間が少ないことがランキング入りした理由だった(竹内氏)。
◼︎石油関連・電力・エネルギー系のホワイト企業
32位:昭和シェル石油(石油) 67位:電源開発(J-POWER) 75位:出光興産(石油)
石油関連や電力・エネルギー系の企業は今年は鉄鋼や自動車などの製造業の電力需要が下がったことから、中部電力などの電力会社の多くがランキング外となった。とはいえ、これらのインフラ系は寡占業界で競争が少ないため安定しており、結果として勤続年数が長くてホワイトに働けるのが特徴だ(竹内氏)。
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竹内健登(たけうち・けんと)
東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はホワイト企業内定率100%を誇り、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度が好評。2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である“就活”に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。
YouTube:就活塾 ホワイトアカデミー